闘魂!アララガマ

宮古毎日新聞労働組合の活動を紹介します。

闘魂179号

一時金「交渉」拒否、一方的に支給

会社、形式団交に終始


 2013年の冬季一時金(賞与)が25、26の両日、交渉なきままに支給されました。組合結成時に比べて支給額が3分の1まで減少しているにもかかわらず、社は具体的な理由を示すことなく一方的に支払ったのです。このような交渉軽視、労働組合軽視の姿勢に私たちは強く抗議します。

 組合は11月末に一時金(賞与)と契約社員組合員の正社員化に関する要求書を提出しましたが、社の対応は不誠実の連続でした。一時金(賞与)については具体的な回答(支払いの有無の判断、数字の開示)を引き延ばして形式団交に終始し、「支払うかどうかまだ決めてない」とする態度を3回にわたって繰り返しました。これでは交渉になりません。形だけ団交に応じるというまさに形式団交の典型です。

 団交で平良覚社長は、「交渉」ではなく、「説明はする」の一点張りでした。「組合側が団体交渉を求めれば応じる」としながらも、会社の対応としては、あくまで「説明」のみという姿勢を明確にし、「組合がそれに納得するか否かだけ」との見解を示すなど、事実上の交渉拒否を行いました。

 組合結成から、組合員の一時金(賞与)は3分の1まで大幅に減少しています。その理由について平良社長は「業界を取り巻く環境」などを挙げていますが、新聞協会に加盟する県内の新聞社で、これほどまで一時金が減少した社はありません。同じ先島の八重山毎日新聞社は同水準をキープしたまま一時金は支給され続けています。

 組合は、一時金(賞与)が減少していること自体を問題視している訳ではありません。減少せざるを得ない状況であれば、それは組合も納得し受け入れます。組合は団交において、その説明を求めているだけです。組合の理解、労使合意を得ようとする姿勢が微塵もないまま、ただ自らの主張を繰り返すだけの社の姿勢は、「団交拒否」であると指摘します。

 職員の皆さん、一時金(賞与)は大切な生活の基本となる賃金です。自分たちの生活は自分たちで守りましょう。多くの職員から一時金交渉に期待する声を受けるようなりました。皆さんの生活を守るために、私たちは闘い続けます。理解と協力をお願いします。

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